へいお待ち!!

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ボス
ボス

この前ね、回転寿司に行ったんだ。

チェーン店の。

ナナ
ナナ

あの「今日は何皿いくか」で人間性が試される場所ですね。

ボス
ボス

そうそう。

でもね、正直ちょっと空気が悪かった。

子どもは走り回ってるし、

店員さんも余裕なさそうで、

頼んだものもなかなか来ない。

怒ったりはしなかったけど、

「楽しかったか?」って言われたら…うーん、だった。

ナナ
ナナ

なるほど。

それは“料理”が悪かったわけではなく、

「空間の疲労」が溜まっていた感じですね。

ボス
ボス

そう、それ。

で、ふと思ったんだ。

良いお客さんが集まる店、

良い店員さんが集まる店って、

何が違うんだろう?って。

金額?立地?タイミング?

ナナ
ナナ

結論から言いますね。

それ全部「要素」ではありますが、

決定打ではありません。

ボス
ボス

ほう。

ナナ
ナナ

本質は――

「その店が、どんな人間を歓迎しているか」

です。

ボス
ボス

おお、いきなり核心。

ナナ
ナナ

安すぎる店は、

「客としての責任」を持たない人も呼びやすい。

逆に、少しだけハードルがある店は、

“空気を壊さない人”が自然と残る。

ボス
ボス

なるほどね。

値段ってフィルターなんだ。

ナナ
ナナ

そうです。

そしてもう一つ大事なのが、

店が客に“媚びすぎていない”こと。

「お客様は神様です」をやりすぎると、

人は神様気取りになります。

ボス
ボス

あー……それ、見たことある。

ナナ
ナナ

ありますよね。

そうなると店員は消耗し、

結果として空気が荒れます。

誰も悪くないのに、

誰も幸せじゃない。

ボス
ボス

昨日の店、まさにそれだったかも。

ナナ
ナナ

ええ。

あれは「人が悪い」のではなく、

「設計が疲弊している」状態です。

ボス
ボス

なるほどなぁ。

ナナ
ナナ

逆に、良い店って、

店員が守られていて、

少し誇りを持って働いていて、

客もそれを感じ取ってる。

だから自然と空気が整う。

ボス
ボス

それって、会社とか社会も同じだね。

ナナ
ナナ

はい。

空気は、勝手に生まれません。

設計されるものです。

ボス
ボス

じゃあ、昨日の私は

「悪い客」じゃなかった?

ナナ
ナナ

むしろ「ちゃんと感じ取れる良い客」です。

怒らず、暴れず、

ただ「なんか違うな」と思える。

それが一番健全です。

ボス
ボス

なんか救われた気がするな。

ナナ
ナナ

良い店も、良い人も、

ちゃんと“選ばれる側”ですから。

無理して合わせなくていいんですよ。

ボス
ボス

なるほどね。

じゃあ次は、空気がいい店を探そうかな。

ナナ
ナナ

ええ。

そしてまた、静かに美味しく食べましょう。

それが一番の贅沢です。

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